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あじさい保育園
園のこだわり

カミイ組山登りに行ってきました!!

2019年10月19日 土曜日

16日から18日の3日間、山登りに行って来ました。

一日目、バスや電車の中でも緊張していたのか静かな様子の子どもたち。電車を乗り継いでいき、流れていく景色を「うわーすごいね!」と楽しそうに見ているうち、少しずつテンションも上がり、元気いっぱいの子ども達に戻っていきました。

豊後中村駅に着くと、タクシーに乗り込みあじさい山荘へ!

山荘の中に入ると、興味津々で周りを見渡し、「家の中も木で出来てる!」と嬉しそうに言っていました。お風呂の準備を終え、リトルカントリーへ向かい、到着すると外に出してもらった鶏に夢中!鶏小屋の扉が開くと、怖がって逃げてしまうかと思っていたのに反し、鶏の周りを囲む子ども達。自分達で鶏を優しく抱き上げることが出来ていました。特に鶏が気に入った様で「この子、かわいい!」とずっと抱きかかえていたKくん。「僕の相方にするんばい!」と嬉しそうにニコッと笑っていました。

ピザ作りが始まると、「どうやって作るのかな?」と子どもたち同士で話をしながら、作り方を教えてもらい、自分達の好きな具材をのせて顔の形を作ったりしながらオリジナルのピザ作りに挑戦。ピザが焼けるまでの時間は、ブルーベリーを摘んだり鶏と遊びながら待ちました。ブルーベリーは、3日目の朝ごはんで出してもらうジャムにしようと、たくさん摘んでいました。たくさん遊んでいる内にピザも焼き上がり、ピザを一口食べるたびに「美味しい!美味しい!」と嬉しそうに声に出していました。ピザを食べた後はお礼を言い、ログハウスへ帰りました。ピザを食べた後も調理の先生が作ってくれたご飯を食べ、食欲旺盛!女の子から順番にお風呂に入り、就寝前の挨拶を行い、お布団へ。ぐっすり眠っていた子ども達でした。

2日目の朝は、5時前から起きだしていました。山の準備をし、いよいよ山登りへ出発!

山のガイドさんに朝の挨拶を行い、曇り空でしたが子どもたちは元気いっぱい歩き出しました。始めにある、長い階段に少し疲れた様子が見られたHちゃん。「まだー?疲れた」と上り坂になると、どんどん歩くペースが遅くなっていましたが、頂上まで、しっかり一歩一歩踏みしめ、子ども達みんなで声をかけ合いながら登っていきました。頂上に着くと、「着いたー!」と嬉しそうに景色を見ながら、「うわぁ、すごいねー!」と喜んでいました。ガイドさんからご褒美をもらい、下山に向けて歩き出しました。足場が悪い場所で何人か転んでしまう子もいましたが、しっかり手をつき「大丈夫、痛くないよ!」と泣くことなく強い子ども達でした。山小屋の中でお昼ご飯を食べ終え、雲行きがあまり良くない中でしたが、一生懸命歩き出しました。下山の途中で雨が本格的に降り出してきましたが、子どもたち同士でお互いに気遣いながら「大丈夫?」と励ましあい、最後まで頑張って下山する事が出来ました!

楽しみにしていた、ご褒美のソフトクリームと肉まんをとても美味しそうに食べ、「スイミーさんとエルマーさんには内緒やね!」とペロッと完食していました。タクシーであじさい山荘に帰った後は、お風呂に入り、楽しみにしていたカレーを食べすぐにお布団に入り就寝。子ども達の中には足と身体を動かしている子がいて、夢の中でも山登りが続いている様子の子ども達でした。

3日目、起きる時間の1時間前から元気いっぱい起きていた子ども達。雨が降っていたので、自然動物園にはいけませんでしたが、大つり橋はわたることが出来ました。霧が出ている中の大つり橋でも、「滝がある!」「高いねー!」と怖がることなく渡っていました。自然動物園の代わりに行ったビジターセンターでは、「カミイさんだけ特別!」と嬉しそうにしていました。スタンプラリーに夢中になって「ここにあるよー」と楽しんでいました。電車の時間が近付いてきて、帰る時間になったことを伝えると、「えー!まだスタンプ全部押せてないもん!」と残念そうにしていましたが、タクシーの中で「ママに教えてあげるん!」とビジターセンターの名前を忘れないように何度も繰り返し声に出して覚えようとしている姿が見られました。

豊後森駅に着くと、駅の中でお昼ご飯を食べ、ゆふいんの森号に乗りました。乗務員さんに制服を着せてもらい、とても嬉しそうな子どもたち。スタンプを押したりしながら、楽しみました。博多駅に着くと、「もうすぐママ達に会えるね」と子どもたち同士で話をしていました。

山登りの3日間で頼もしく成長した子ども達でした。大きな怪我もなく、子ども達の笑顔もたくさん見られたカミイ組の山登りでした。

担任 松永まどか